ShapeDistort_H
概要
回転・放射・方向・ジグザグで画像をゆがませる4種
詳細説明
ShapeDistort_H
オブジェクトの画像をゆがませるアニメーション効果 4 種(回転 / 放射 / 方向 / ジグザグ)を 1 ファイルにまとめたものです。
渦巻き、花や星のような放射状の波打ち、一方向の波、縦横のジグザグが作れます。
ラップ OFF のときは、形の外へずれた部分も外枠で切れずに描かれ、内側へずれて空いた所は透明になります(v1.03)。
Script/@ShapeDistort_H.anm2(回転・放射・方向 v1.03 / ジグザグ v1.04)
以前 Gemini に指示して書かせた ShapeDistort.anm2 と @ShapeDistort.anm2 の 2 本を 1 本にまとめて作り直したものです。
旧 2 本は退避済みで、一覧には出ません。項目名は旧版と同じでも絵は一致しないので、旧版の設定を移すときは見た目を調整し直してください。
| セクション | 一覧での名前 | 内容 |
|---|---|---|
| 回転 | 回転@ShapeDistort_H |
中心ほど強くねじる渦巻き。リッジ数を増やすと同心円状に向きが入れ替わる |
| 放射 | 放射@ShapeDistort_H |
中心から放射状に、方向ごとに画像を押し出したり引き込んだりする(花・星形) |
| 方向 | 方向@ShapeDistort_H |
縞状に、指定した向きへ画像をずらす波 |
| ジグザグ | ジグザグ@ShapeDistort_H |
横方向と縦方向の波を重ねたジグザグ |
インストール
Script\@ShapeDistort_H.anm2を配置する(ファイル名先頭の@は外さない)- AviUtl2 を再起動する
- オブジェクトのフィルタ効果に、上の 4 つのどれかを追加する(HexScript の中)
4 つともフィルタオブジェクトにも対応しています(画面全体をゆがませられます)。
使い方
- ゆがませたいオブジェクト(画像・テキスト・図形など)に 4 つのどれかを追加する
- ねじれ角(回転)または 量(ほかの 3 つ)で強さを決める。マイナスにすると向きが逆になる
- リッジ数(放射は 放射リッジ数)で波の数を決める
- 画像の端の扱いを ラップ で、元の画像を下に残すかを 背景を合成 で決める(下の「表示」)
時間で変化する仕組みは持っていません。動かしたいときは、ねじれ角・量・角度などのトラックバーを移動させます。
例: 中心を渦巻かせる
回転を初期値のまま(ねじれ角 90、半径 300)掛けると、オブジェクトの中心から半径 300 ピクセルの範囲が、
中心ほど強く(中心で 90 度)ねじれます。ねじれ角を 0 から動かすと、渦巻いていくアニメーションになります。
例: 透過のある素材をゆがませる
背景を合成 を ON にすると、ゆがませる前の画像が下に残ります。テキストや切り抜いた画像では二重に見え、
図形や写真では元の輪郭がまっすぐ残ります。初期値は OFF(v1.03。v1.02 までは ON)で、ゆがんだ形だけが出ます。
パラメータ
4 つのセクションに共通する項目は、名前も意味も同じです。
回転
| グループ | 項目 | 範囲 / 選択肢 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 変形 | ねじれ角 | -720 ~ 720 | 90 | 中心でのねじれの角度(度)。半径の外側へ向かって 0 まで弱まる |
| 変形 | 半径 | 1 ~ 2000 | 300 | ねじれが届く範囲(ピクセル)。この外側はゆがまない |
| 変形 | リッジ数 | 0 ~ 50 | 0 | 0 は単純な渦巻き。1 以上にすると、中心から半径までの間にこの数の波が入り、ねじれの向きが同心円状に交互に入れ替わる |
| 変形 | 波形 | 正弦波 / 三角波 | 正弦波 | リッジの波の形。リッジ数が 1 以上のときだけ効く |
| 中心 | 中心X | -4000 ~ 4000 | 0 | 渦の中心を、オブジェクトの中央から横にずらす量(ピクセル)。プラスで右 |
| 中心 | 中心Y | -4000 ~ 4000 | 0 | 同じく縦にずらす量(ピクセル)。プラスで下 |
| ゆらぎ | ランダム割合 | 0 ~ 100 | 0 | リッジごとに強さをばらつかせる割合(%)。100 で各リッジが 0 ~ 2 倍の間でばらつく。リッジ数が 1 以上のときだけ効く |
| ゆらぎ | ランダムシード | 0 ~ 10000 | 0 | ばらつき方を変える番号 |
| 表示 | ラップ | ON / OFF | ON | 下の「表示」を参照 |
| 表示 | 背景を合成 | ON / OFF | OFF | 下の「表示」を参照 |
放射
| グループ | 項目 | 範囲 / 選択肢 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 変形 | 量 | -200 ~ 200 | 20 | 押し出し・引き込みの強さ。中心から離れるほど大きくずれる |
| 変形 | 放射リッジ数 | 1 ~ 50 | 8 | 1 周の中に並ぶ波(花びら)の数 |
| 変形 | 波形 | 正弦波 / 三角波 | 正弦波 | 波の形 |
| 中心 | 中心X | -4000 ~ 4000 | 0 | 放射の中心を、オブジェクトの中央から横にずらす量(ピクセル)。プラスで右 |
| 中心 | 中心Y | -4000 ~ 4000 | 0 | 同じく縦にずらす量(ピクセル)。プラスで下 |
| 中心 | サイズの自動補正 | ON / OFF | ON | ON のとき、量の大きさに応じて、中心を基準に画像を縮めた状態からゆがませ、はみ出しを抑える(量 100 で約 0.83 倍、200 で約 0.71 倍) |
| ゆらぎ | ランダム割合 | 0 ~ 100 | 0 | 波ごとに強さをばらつかせる割合(%)。100 で各波が 0 ~ 2 倍の間でばらつく |
| ゆらぎ | ランダムシード | 0 ~ 10000 | 0 | ばらつき方を変える番号 |
| 表示 | ラップ | ON / OFF | ON | 下の「表示」を参照 |
| 表示 | 背景を合成 | ON / OFF | OFF | 下の「表示」を参照 |
方向
| グループ | 項目 | 範囲 / 選択肢 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 変形 | 量 | -200 ~ 200 | 15 | ずらす強さ |
| 変形 | リッジ数 | 1 ~ 50 | 8 | オブジェクトの端から端までに入る波の数 |
| 変形 | 角度 | 0 ~ 360 | 0 | ずらす向き(度)。0 で左右、90 で上下。縞はこの向きと直角に並ぶ(0 なら横縞が左右にずれる) |
| 変形 | 波形 | 正弦波 / 三角波 | 正弦波 | 波の形 |
| ゆらぎ | ランダム割合 | 0 ~ 100 | 0 | 縞ごとに強さをばらつかせる割合(%)。100 で各縞が 0 ~ 2 倍の間でばらつく |
| ゆらぎ | ランダムシード | 0 ~ 10000 | 0 | ばらつき方を変える番号 |
| 表示 | ラップ | ON / OFF | ON | 下の「表示」を参照 |
| 表示 | 背景を合成 | ON / OFF | OFF | 下の「表示」を参照 |
方向には中心の項目がありません(波はオブジェクトの中央を基準にします)。
ジグザグ
| グループ | 項目 | 範囲 / 選択肢 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 変形 | 量 | -200 ~ 200 | 15 | ずらす強さ |
| 変形 | リッジ数 | 1 ~ 50 | 8 | オブジェクトの端から端までに入る波の数(縦・横とも同じ数) |
| 変形 | 波形 | 正弦波 / 三角波 | 正弦波 | 波の形 |
| 変形 | 重ねる順 | 横→縦 / 縦→横 | 横→縦 | 横のずれと縦のずれを重ねる順番。順番で絵が変わる(下の説明) |
| ゆらぎ | ランダム割合 | 0 ~ 100 | 0 | 縞ごとに強さをばらつかせる割合(%)。縦と横で別々にばらつく |
| ゆらぎ | ランダムシード | 0 ~ 10000 | 0 | ばらつき方を変える番号 |
| 表示 | ラップ | ON / OFF | ON | 下の「表示」を参照 |
| 表示 | 背景を合成 | ON / OFF | OFF | 下の「表示」を参照 |
横縞ごとに左右へ、縦縞ごとに上下へずらし、2 つを順に重ねます。1 つ目でずらした後の位置で 2 つ目のずれを決めるので、
量を大きくしても画像は裂けず、帯がつながったまま波打ちます(方向を角度 0 と 90 で 2 回掛けたのと同じ仕組み)。
横→縦 は先に左右へずらしてから上下へ、縦→横 は先に上下へずらしてから左右へずらします。
v1.03 までは 2 つのずれを同時に足していて、量を上げると(400 ピクセル四方・リッジ数 8 なら量 10 前後から)画像が折り返し、
四隅がちぎれた破片になっていました。v1.04 で直しました。
表示(4 つ共通)
| 項目 | ON | OFF |
|---|---|---|
| ラップ | オブジェクトの端からはみ出した部分が、反対側の端から出てくる(画像を敷き詰めたように続く)。オブジェクトの大きさは変わらない | 外へずれた部分はオブジェクトの外まで描かれ(オブジェクトが大きくなる)、内側へずれて空いた所は透明になる。縦と横に同時に歪む |
| 背景を合成 | ゆがんだ画像を、ゆがませる前の画像の上に重ねる | ゆがんだ画像だけを出す |
「ゆらぎ」と「表示」のグループは、初期状態で閉じています。
注意
- ラップ OFF のとき、外へずれた部分はオブジェクトの外まで描かれます(v1.02。v1.01 までは外枠で切れていました)。
その分だけオブジェクトが上下・左右に同じだけ大きくなり、中心の位置は変わりません。ラップ ON では大きさは変わりません - v1.02 は元の範囲の中だけ端の色で埋めていて、中身が内側へずれて空く所が埋まり、元の輪郭がまっすぐ残っていました(v1.03 で直しました)
- フィルタオブジェクトとして使うときは、大きさを変えられないので外へは描かれません。ラップ OFF では画面の外を読む所が画面の端の色で埋まります
- v1.02 までは、フィルタオブジェクトで画面の端を読む所と、ラップ ON の折り返しの継ぎ目が半透明になっていました(背景を合成 ON では隠れていました)。v1.03 で直しました
- 放射で量を大きくする(ランダム割合 0 で量 150 前後から)と、外へ伸びる分が大きくなりすぎるので、元の大きさの 4 倍の範囲までで打ち切ります。
それより外へ伸びる部分は切れます。とても大きいオブジェクトでは、広げた後の大きさが 1500 万ドットを超えない所までで打ち切ります - 横長・縦長のオブジェクトでも、ずれの大きさと回転の範囲はピクセルで測るので、横と縦で同じように効きます
(回転の範囲は真円)。v1.00 は横長のオブジェクトで横の効き方が大きすぎました(1920 × 1080 で約 3.2 倍)。v1.01 で直しました - 方向の縞の本数は、オブジェクトの幅・高さに対する割合で決まります。横長のオブジェクトで斜めの角度にすると、
ずらす向きは角度どおりですが、縞の並びは角度と直角からずれます - 旧
ShapeDistort.anm2/@ShapeDistort.anm2とは絵が一致しません(上記)