前回のプロジェクトを開く
概要
AviUtl2 起動時に前回のプロジェクトを自動で開く
詳細説明
aviutl2-open-last-project
AviUtl ExEdit2(AviUtl2)を、前回開いていたプロジェクト(.aup2)を開いた状態で起動するランチャです。
まず本体の「編集レジューム」を確認してください
AviUtl2 本体には 「編集レジューム」 という機能があります。
- 場所: ウィンドウメニューの「設定」→「バックアップ履歴の設定」→「編集レジューム」を「有効」
- 有効にすると、AviUtl2 を終了したときの編集状態が保存され、次に起動したときに自動で開きます。
前回の続きから始めたいだけなら、多くの場合はこちらで十分です。
このランチャが向いている人
- 「前回の続き」と「何も開かない普通の起動」を、アイコンで使い分けたい人。
編集レジュームを有効にすると、AviUtl2 を起動するたびに前回の状態が開きます。
このランチャなら、ランチャから起動したときだけ前回のプロジェクトを開き、
aviutl2.exeを直接起動したときは今まで通り何も開きません。 - 保存済みの .aup2 ファイルそのものを開きたい人。
このランチャは、最近使ったプロジェクトの履歴から、保存されているファイルを開きます。
保存していない変更は戻りません。
併用について
編集レジュームを有効にしている場合、このランチャは不要です。
併用すると、編集レジュームが保存した最新の状態ではなく、保存済みのファイルが開く可能性があります。
使い方
AviUtl2 カタログから入れる
- AviUtl2 カタログ で「前回のプロジェクトを開く」をインストールします。
- スタートメニューに 「AviUtl2(前回のプロジェクトを開く)」 ができるので、そこから起動します。
タスクバーにピン留めしておくと便利です。
アンインストールすると、スタートメニューのショートカットも消えます。
手動で入れる
- Releases から zip をダウンロードして展開します。
aviutl2-open-last.exeをaviutl2.exeと同じフォルダに置きます。aviutl2-open-last.exeを起動します。
aviutl2.exe と同じフォルダに置けない場合は、下の --set-app で AviUtl2 の場所を教えてください。
仕組み
AviUtl2 は最近開いたプロジェクトを history.ini の [project] に新しい順で記録しています。
[project]
1=C:\...\いちばん最近のプロジェクト.aup2
2=C:\...\その前のプロジェクト.aup2
このランチャは 1 番目から順に見て、実際に存在する最初のファイルを
aviutl2.exe "<パス>" の形で渡して起動します。
- 1 番目のファイルが消えたり移動していたりしたら、2 番目、3 番目…と繰り下がります。
- 履歴が空、または全部存在しないときは、引数なしで普通に起動します。
history.iniは読むだけで、変更しません。AviUtl2 本体や、AviUtl2 の設定ファイルにも書き込みません。
history.ini の場所
aviutl2.exeと同じフォルダにDataフォルダがあればData\history.ini(ポータブル構成)- なければ
%ProgramData%\aviutl2\history.ini(通常の構成)
aviutl2.exe の探し方
次の順に探します。
--set-appで記録した場所(ランチャと同じフォルダのaviutl2-open-last.ini)- ランチャと同じフォルダ
..\AviUtl2\aviutl2.exe..\aviutl2.exe..\..\AviUtl2\aviutl2.exe
見つからないときはエラーを表示して終了します。
コマンドライン
| 引数 | 動作 |
|---|---|
| (なし) | AviUtl2 を起動して、前回のプロジェクトを開く |
--set-app "<フォルダ>" |
aviutl2.exe のあるフォルダを記録し、スタートメニューにショートカットを作る |
--uninstall |
記録とショートカットを消す |
--set-app と --uninstall は画面を出さずに終わります。終了コードは次のとおりです。
0 = 成功 / 1 = 引数が不正 / 2 = 指定したフォルダに aviutl2.exe が無い / 3 = 記録に失敗 / 4 = ショートカットの作成に失敗。
AviUtl2 カタログは、インストール時に --set-app を、アンインストール時に --uninstall を呼んでいます。
動作環境
- Windows 10 / 11(64bit)
- AviUtl ExEdit2 2.1.8 で動作確認
ビルド
MinGW-w64 の gcc で build.bat を実行するか、次のコマンドでビルドできます。
gcc -O2 -s -municode -mwindows -finput-charset=UTF-8 -fwide-exec-charset=UTF-16LE -o aviutl2-open-last.exe aviutl2-open-last.c -lshlwapi -lole32 -luuid
-mwindows を外して -DTESTMAIN を付けると、履歴の読み取り結果だけを表示するコンソール版になります
(AviUtl2 は起動しません)。
test.exe "<aviutl2.exe のあるフォルダ>"
注意
- 非公式のツールです。AviUtl2 の作者様とは関係ありません。
history.iniの形式は AviUtl2 の内部仕様なので、今後のバージョンで変わる可能性があります。
更新履歴
- v1.1.0 — AviUtl2 カタログに対応。
--set-app/--uninstallを追加し、スタートメニューにショートカットを作るようにした。 - v1.0.0 — 最初の公開版。