スクリプト

TypingEffect

概要

まるで文字を入力しているようなエフェクト

詳細説明

TypingEffect 使用方法

TypingEffectは、AviUtl2向けのIMEタイピングアニメーションです。
日本語と中文(簡体字・繁体字)の自動解析に対応しています。

設定項目

文章

項目 説明
文章 表示する文章と制御文字を入力します。
言語 日本語または中文を選択します。
自動解析 文章からIME入力列を自動生成します。
入力速度 1秒あたりのキー入力数です。
変換待ち 未確定文字から確定文字へ変換するまでの時間です。
文節間隔 文節を確定してから次の入力を始めるまでの時間です。

書式

フォント、文字サイズ、装飾、色、太字、斜体、字間、行間、文字揃えを設定できます。
文字揃えは横書きの左・中央・右と、上・中・下を組み合わせた9種類です。

カーソル

項目 説明
カーソルを表示 カーソルの表示を切り替えます。
完了後も表示 入力完了後もカーソルを点滅表示します。
速さ 点滅速度です。
点滅割合 点灯区間の割合です。
点灯速度 点灯時の遷移速度です。
消灯速度 消灯時の遷移速度です。
太さ カーソルの太さです。
高さ(%) 自動計測した字面の高さに対する倍率です。
上下位置 マイナスで上、プラスで下へ移動します。

未確定文字

項目 説明
変換前に下線を表示 未確定文字へ下線を表示します。
太さ 下線の太さです。
上下位置 マイナスで上、プラスで下へ移動します。

日本語

「自動解析」をONにすると、文章を文節単位で解析してローマ字入力、変換、確定を再現します。

例:

今日はいい天気です

読みを手動で指定する場合は、入力列を <i></i> で囲み、その直後に確定文字を書きます。

<i>kyou</i>今日

手動指定は自動解析より優先されます。固有名詞など、自動読みが意図と異なる部分に使用してください。

中文

「言語」を中文、「自動解析」をONにすると、拼音入力から中文への変換を再現します。
簡体字と繁体字の両方に対応しています。

例:

今天天气很好
今天天氣很好

手動拼音:

<i>jintian</i>今天

手動注音:

<i>ㄐㄧㄣ ㄊㄧㄢ</i>今天

多音字や固有名詞の読みが意図と異なる場合は、必要な部分だけ手動指定してください。

区切りとスラッシュ

/ を記述すると、その位置で変換文節を区切ります。

今日は/いい天気です

スラッシュ自体を表示する場合は \/ と記述します。

A\/B

書式・制御文字

AviUtl2のテキストオブジェクトと同じ形式で、次の書式・制御文字を文章の途中に記述できます。

文字色、影・縁色

制御文字 説明
<#ff0000> 文字色を赤に変更
<#ffffff,000000> 文字色と影・縁色を変更
<#> 初期値へ戻す

文字サイズ

制御文字 説明
<s48> 文字サイズを48に変更
<s+10> 現在値から10増やす
<s*1.5> 現在値の1.5倍に変更
<s> 初期値へ戻す

フォント、文字装飾、スタイル

制御文字 説明
<@メイリオ> フォントを変更
<@メイリオ,3> フォントと文字装飾を変更
<@+B> 太字を追加
<@-B> 太字を解除
<@> 初期値へ戻す

スタイルは B = 太字、I = 斜体、S = 取り消し線です。

プリセット

制御文字 説明
<$プリセット名> テキストプリセットを適用
<$> プリセットの対象項目を初期値へ戻す

字間・行間

制御文字 説明
<gw10> 字間を変更
<gh10> 行間を変更
<gw> <gh> 初期値へ戻す

文字変形

制御文字 説明
<tw0.8> 横スケールを変更
<th0.8> 縦スケールを変更
<tr45> 角度を変更
<tw> <th> <tr> 初期値へ戻す

絵文字

<&絵文字名>

AviUtl2のフォントフォルダーに登録された絵文字画像を表示します。絵文字は1つの可視要素として入力されます。

ふりがな(ルビ)

</>制御文字<!>せいぎょもじ</>
</>字間調整<!0.4><gw8><#ff8888>じかんちょうせい<#><gw></>

ルビの読みを未確定文字として入力し、変換待ちの後にルビ付きの親文字を確定表示します。

コメント、文字列区切り

制御文字 説明
<// この部分は表示しない //> コメント
</> 文字列ブロックを区切る

コメントは自動解析の対象からも除外されます。

非対応の制御文字

制御文字 説明
<p...> 座標指定
<c...> 表示クリア
<?...?> スクリプト
<?=...?> スクリプト出力

これらはTypingEffectでは実行されず、文章から読み飛ばされます。

入力時間の制御

AviUtl2のテキスト制御文字と同じ形式で、文章の途中から入力速度や待機時間を変更できます。

制御文字 説明
<r10> 以後を10文字/秒で入力します。
<r0> 以後を即時入力します。
<r> 入力速度スライダーの値へ戻します。
<w0.5> 現在表示のまま0.5秒待機します。
<w*0.2> 確定済み文字数 × 0.2秒待機します。

使用例:

今日は<r6>ゆっくり入力<w0.5><r>します

注意事項

  • TypingEffect.obj2TypingEffect.mod2 は、必ず同じフォルダーへ配置してください。
  • 自動解析は、文脈による読みを常に完全に判定できるものではありません。
  • スクリプトを更新した後は、AviUtl2の「キャッシュを破棄」を実行してください。